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Earther(アーサー)とは

皆さん、こんにちわ。

お読みになってくれて有難うございます。

Earther.TVの”アーサー”こと上田徹士です。

著者:上田”アーサー”徹士

Earther(アーサー)とは、「地球人」という意味です。英語ですが、一般的に使用されている言葉ではなく、造語的な部類に入ると思います。

私達は一つの地球を守る地球人としてモノを考え行動していこうという気持ちがこのタイトルに込められています。

だから、私は”アーサー”、そして、貴方も”アーサー”なのです。

令和アウトドア元年:冒険の始まり

さて、TV番組「クレイジージャーニー」で八幡暁さんの「グレートシーマンプロジェクト、オーストラリアから日本まで」という主旨の内容を近年見ました。

その時から、シーカヤックという小さな小舟で大海原を旅できる可能性があるということに驚愕し、自分もいつか必ずこのシーカヤックでオーストラリアから日本を旅したいと思いました。

想えば、幼い子供の時にTVニュースで海洋冒険家の堀江謙一さんが小型ヨットで太平洋横断に成功した(堀江さんは何度も成功させている。)というニュースを見た時から、

将来自分も堀江さんと同じように太平洋を横断したいという想いを抱きましたが、命の危険は子供ながらに理解していたのでそのことをなるべく考えないように自分の中で封印して来ました。

時は流れ、30代後半となった私は、クレイジージャーニーを観て以来、近いうちに必ずシーカヤックを始めて八幡さんの辿った海路を自分でも辿ろう。

そして、いつかは私がフロンティアとなる海路をシーカヤックで築きたい。ゆくゆくは、太平洋を横断したい。人類の新たな一歩、可能性を示したい。このような気持ちが湧いてくるのでした。

八幡さんというフロンティアが開拓してくれた道をなぞることは、最初の開拓者よりもより簡単なはずです。しかし、決して容易には成功できないことは理解していますし、それに続くことは命の危険も当然あります。

しかし、とにかく自分は、「行くんだ。」「やりたいんだ。」という想いを抑えることが出来なくなりました。

そんな時に2019年5月。令和元年を迎え、湘南に住むサーファーの友人が5月の新鮮な湘南の映像を送ってくれました。何気ない由比ヶ浜周辺の道路から流した景色、そこに添えられた夏の歌のアカペラが味を一層引き立てていた。

ゴールデンウィークの始まりに、令和の始まりに、その映像から受けたインスピレーション、潮風の香り、今すぐに湘南に行きたくなりました。この瞬間、搾りたての果実のような海風を全身で感じて味わいたい。

私は気持ちを抑えることが出来なくなりました。

「冒険に出よう。」

「今年からだ。」

今までの人生で、私の挑戦を抑制してきたもの。

それは、「仕事が安定してから。」

仕事なんて安定しやしない。

生涯雇用の時代ではない。

この日から”安定”を求めて厳しく自分を縛り付けてきた私の時代が終了し、死ぬまで全力で”挑戦”を繰り返していく人生が今想えば、それは令和の始まりとともに幕開けしていたのです。

もう目の前に広がる大海原に対して、地球に対して、冒険したい。味わいたい。という気持ちを抑えることは出来なかったのです。

安定なんかクソ食らえだ。

俺は生まれてから死ぬまで全力で生ききるだけだ。

このような気持ちの上で、私は、今年から、令和の始まりとともに、冒険を始めることを決意したのでした。

冒険の始まりについて詳しくはコチラの記事で。

壁を乗り越えよ

しかし、私が乗り越えられなければならない壁はいくつかあります。

第一に、それは”幽霊”の存在。

幽霊を信じない人からすれば鼻で笑うような話題かも知れません。しかし、その一方で古代から世界中で幽霊という存在は記され、映像に映り、世界中の人が恐怖の対象としてきたのも事実です。

10代の頃に所謂、事故物件に住み、霊感ある先輩からロフトに女幽霊が棲んでいると言われ、実際にその幽霊に襲われた経験を持つ自分。

それ以外にも10代で何度か、100%のThis is The 幽霊 に遭遇したことのある自分にとっては、海の旅の最中に無人島や人里は慣れた夜の砂浜で野営(自然の中でのキャンプ)中に幽霊に遭遇したのではたまったものではないという懸念がありました。これは、克服という問題ではなく、幽霊に出会わない、見えない人間になる必要があります。これは適性としか言いようがないです。

視てしまったらこの冒険は終わり…と考えていた私ですが、遂に…早々に…..もう俺は視えないから大丈夫と思っていたその矢先、18年ぶりに確証ある幽霊を視てしまいました….。しかし、必要以上に怖れることなく、冷静に、打ち克つことが出来ました。

まぁ、いつの時代も、一番怖いのは、”人”ということで強引に締めくくりましょう。

第二に、”ヘビ”や”蜘蛛、虫”など爬虫類や虫の存在。

これはかなり多くの人がそうであると思います。熱帯地域の外国に行けば日本よりも大きくグロい虫も多いです。このことも克服していかなければなりません。

YouTubeで蛇の動画、捕獲方法などを沢山見ました。ヘビに対する生理的嫌悪感がかなり消え、ヘビは積極的に人間に攻撃する種は少なくそこまで怖れるものではなく、むしろ可愛いと感じるまでに至りました。

第三に”サメ”や”熊”など危険な生物の存在。

海を漕ぐ人、泳ぐ人、サーファーなどでサメが怖くない人はいないでしょう。サメは海の危険生物で最大の脅威です。これまでにサメを寄せ付けない方法、最悪の事態に戦う方法を学んできました。

そして、なんとこの3カ月弱の海行にて、しかも日本の神奈川県某所にて、人喰いイタチザメに誰もいない海の中50mの距離で一対一で遭遇してしまった自分。。。速攻全力で泳いで逃げて3分以上の動画撮影に成功しましたが(公開中)、今後も海にサメはつきものです、この恐怖とは海を漕ぐ者として戦い続けなければならないでしょう。そして、パニックにならずに冷静に標的を見つめて対処していくこと…..。

また海での冒険は長期的なツーリングをするとなれば、辿り着いた島に上陸して”ビバーク”したり”野営”したりと、テント一つでどのような生物が存在するか事前情報が少ない状態で夜を明かし、時には嵐を何日間やり過ごさなければならないことがあります。即ち、野生動物への対応が必要となります。

さて、体力には誰よりも、その誰よりも自信のある私です。そして常に肉体を鍛えています。この懸案事項の上記3点を一通り経験し、現時点では打ち克つことが出来ましたようです。

そうです。冒険を決意をした令和元年スタートの5月ゴールデンウィークからの3カ月弱の毎週末のソロキャンプ(野営)にて自らの恐怖と戦い、懸案事項を1つ1つ乗り越えて達成して来れたことが、このブログや動画配信という形で私の旅を配信して多くの方と共有していくのもおもしろいなと思うに至ったわけです。中々このように短期間で大きな成長が出来たことは私の人生では非常に珍しいことでした。

壁を乗り越えた先に広がっていた世界

幽霊が怖くてビジネスホテルでは必ずライトを点けたまま寝ていた自分。

冒険はゴールデンウィークに始まった。夜8時から一晩かけて、久里浜から三浦半島最南端の島、城ヶ島まで懐中電灯一つ持って歩いた。暗かった。こんな冒険いつぶりだろう?でも、本当に楽しかった。こんなに楽しいことが今まであっただろうか??

First adventure

それからも毎週末のように一つ一つ課題を持って冒険しクリアしていった。

最初、人里離れた真っ暗闇に恐怖心を感じていた自分が、次の週にはもっと人里離れた暗闇をライト一つでズンズン進んでいく。自身の心の壁をいとも簡単に壊して、ドンドンと前に突き進んでいった振り返れば3ヵ月半でした。

冒険を始めて一つ一つ自信を取り戻し、2ヶ月で既に変われていた。

城ヶ島の展望台

三浦半島最南端の城ヶ島、半径1km完全に無人。それは、街頭が全て消された暗闇の海浜公園。ここは事前情報では曰く付き。その最南端の海沿いに真っ暗闇の中でもさらにひときわ黒く、漆黒の闇となっている曰く付きの展望台、中二階休憩スペースでの台風真っ只中での雨の中の野宿。頼れる者は己のみ。

台風通過中の城ヶ島の展望台

深夜2時半に展望台内至近距離から大音量のギャアアアアと女性の悲鳴が鳴り響くと共に飛び起きて臨戦態勢…..何という修羅場だ、これは現実か….。こんな事態は実は想定出来た為にヘッドライトを点灯したままベンチに横になってウトウトし始めた頃だったのだが、そこには誰もいない….どうやらそれは猫の決闘の叫び声だったようだ….。その後も、謎のコンッという無人の暗闇地帯に鳴りようのないハイヒール音がたまに鳴る。意を決してヘッドライトを向けるが人影はなし。時折、雨がまとまって排水管から大量に落ちてくる音がハッとさせる…。2時半以降、心臓が高鳴った極度の臨戦態勢のままスマホでNetflixを見て夜明けを待った。auさん有難う。こんなとこまで電波届いてます。

城ヶ島の展望台、夜明けとともに台風は過ぎ去った。

夜明けの達成感。圧倒的大自然への感謝。その地に住まうあらゆる霊的存在への敬意を忘れなかった。これは肝試しではない。遊びならば痛い目に遭うだろう。私にとって異国の無人島の海岸で台風通過に耐えれる自分を育てる為の真剣な”海行”なのだ。

その2週間後には初めて行く景勝地の岬で夜10時半に人一人通れるらしい藪を5分間突き抜けて絶景の岬へ辿り着いた。暗闇の田舎道を歩き続けて20分。行き止まりで藪を見た瞬間、これまでの長い道のりを引き返そうかと思った。

昼間はまだ通れる藪の道

思えば展望台の時も、そのまた前回の時もそうだったが踏み止まった。蛇が出てくるかもしれない暗闇の藪、途中枝分かれしてるらしいという情報もあった。ヘッドライトを頼りに蜘蛛の巣と戦った。匍匐前進さながら藪を突き抜け絶景の夜の浜、岩場、岬に出た時に、人生とはこうあるべきだと学んだ…。

その次の日の夕暮れ時には無人の海で沖に出て泳いでると….なんと1対1で相模湾に生息する人喰いイタチザメに遭遇した。逃げてから動画を撮影、解析。

サメと遭遇する直前の余裕の1ショット

その翌週は同じ岬に向かう途中の真っ暗闇の畑道で目の前10mの距離で畑の中に真っ黒い幽霊に遭遇。生きた人間のようだったが、なぜ暗闇でライト一つ点けていない……その時点で異常なのだ…..そして10mの距離でヘッドライトに照らされているのに服も肌も全てが黒いのは、やはりおかしい….その人(幽霊)は私の目の前5mの距離で、崖の下へと歩きながら消えていった….。あの瞬間、互いに敵意は無いことを示しあった気がした。あちらも大変なのはようく分かっているつもりなので、心中で敬意を示した。

藪を突き抜けないと辿り着けない秘境の岬

その後そこから300m先の絶壁の岬が行き止まりで野営地だ。台風接近の風速20m。幸い雨は降っていない。立っていられないほどの暴風の中で先程の件があった為に警戒態勢のまま夜が明けるまで風の爆音に耐えながら読書を続けた…その日の朝焼けは人生で誇張なく一番美しかった。ピンクのグラデーション…。

三浦半島秘境の岬からの朝焼け

無人…無人….暗闇…異界….自然の脅威….海の生物の脅威…..すべてに打ち克ってここまでこれた….その次の週も幽霊が現れた同じ夜10時半に無人で暗闇の畑道を通ったが今度は見なかった….秘境の岬はいつもに増して月明かりでキレイだった。。。

満月の秘境の岬

そして夏休み真っ只中、その岬はちょっとした海水浴場と化し、1日楽しくシュノーケリングして楽しんだ後、テントに戻り帰り支度をしている時、私は外を見て思わず息を飲んだ…..。

秘境の岬からの夕焼け

見た瞬間、富士山の隣に光を発するカンガルーが今にも飛び跳ねようとしているように見えた雲。。。

オーストラリアから….

やるしかない。

結果も後先も分からない。

挑戦しよう!

秘境の岬からの夕焼け

以上が私が今ここに記している理由と、3ヵ月弱の波瀾万丈の冒険。そして、これからの計画をほんのりとお伝えしました。

どこまで目標を実現できるか分かりませんが、やってみるだけです。

シーカヤックという人力の小舟で、

一つ一つ大きな大陸の沿岸や大海原をクリアしていき世界一周を目指します。

それでは素敵な旅と冒険の始まりです。

一緒に楽しみましょう!

令和元年8月15日 上田徹士(One Earther)

PS : 冒険をいつも後押ししてくれる私の数少ない友人の好川くん、ありがとう!中3の夏休み、ハワイでの約束、覚えてますか?……………僕はあの頃のままです。