自転車日本一周19日目 真夜中の訪問者とその結末…

から / 2020年6月21日 / 自転車日本一周
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私は白河市での旅始まって以来溜まっていた筋肉と関節の疲労を開放し、溜まっていたブログとYouTubeを1日目の分から、4日間掛けて全て作成しおえ、今日が白河市南湖での最後の夜だった。

内2日間は銭湯に行きカーシェアで寝るという最高に贅沢に過ごした。

さて美し過ぎる南湖湖畔の公園でこの旅始まって毎日悩まされている深夜の急激な冷え込みにかなりのフル装備でも寒くて目が覚め、AM2:38にトイレに行った。

テントから戻る際に抜け道である南湖湖畔を通る車のライトの先に私がいて、見た車の人は真夜中に変なもの見てしまったと思ってそうで、申し訳なくなった。

テントに戻って凄く眠いのに寒くて寝つきにくくスマホを眺めていた。

AM2:50に1人の男の足音が一直線にテント目掛けて芝生を歩いてくるのが聞こえた。

だいたい足音で性別と年齢層、性格までなんとなく勝手な妄想かもしれないが、、分かってくる感覚はある。おそらくこれは誰にでも生きていくためにある洞察力なのだと思う。

夜なぜか21:43という中途半端な時間に前回もこの公園は真っ暗に消灯されるが車は定期的に通るから、地元自警団的意識の方が勇敢にも一人でパトロールに来たのかなと直感していた。

こういった場合は声を掛けられたら顔を出せばよく、またテントに入っている時に気配が例えあっても声をかけられたことは私の場合はなく、私は深夜の訪問者がテントの幕一枚隔てた外でこちらの様子を見ているのを誰か様子見に来てるな~良くは思われてないのかもな~という感じでスマホを眺めていた。

1分後AM2:51に私のテントのグランドシートが踏まれたかのようなガサッとした音を立て、その男は去っていった。

私はAM3:46くらいまで寝付けずにスマホを眺めて寝た。

朝5:30からは地元大学生6人が私のテントのすぐ近くでサッカーしだした。

公園は遊ぶ場で、彼らは何も間違っていない。

しかし日曜日5:30から集合しちゃうとはさすがのホリエモンも想定外なわけで、あのホリエモンが想定外なら私が想定外なのも致し方ないという小ネタを挟んでおこう。

配慮の声は聞こえたが、何人かのボールを蹴る音はボコン!ボコン!言っており、このテントにボールがぶつかるのは時間の問題だと思ったので、まだ断然眠いが、テントを壊された後ではどうしようもない。

公園は遊ぶ場で、警察は民事に不介入だからだ。

だから何かある前に私は行動せねばと、AM5:40に起床してテントをでた。

するとこんな袋が置いてある。

なんというサプライズであろうか。

深夜の訪問者、汐華初流乃さんは、私がブログ更新が追いついてやっと昨晩からリアルタイム更新が出来たその瞬間に記事と連動させているTwitterの地域関連の共通性により私を知り、即座に私にモンスターエナジーを2本(日本だ、日本!)差し入れにわざわざ暗い中、来てれたのだ。

しかも、七夕の短冊にメッセージを書いてくれている☆彡

そういえば、あの後の深夜に0フォロー0フォロワーでただブログと連動させているだけの全くやる気のない私のTwitterにこの名前のフォロワーが現れたのを確かに私は確認していた。

朝、TwitterのDMで挨拶させて頂くと、汐華初流乃さんも昔学生時代に自転車日本一周を試みたが交通事故で残念ながら途中で断念されたそうだ。

正直、自転車日本一周、完遂できる人の方が断然少ないと思う。

それくらいこの旅は、様々な運に左右される。

しかし私達が知るのは完遂した人物のみ。

私は4日目に財布を落としているし、膝もかなり致命的に傷んできた。雨の日でも汗だくでも金がなければ野宿だ。

旅が始まって18日、正直毎日のように夜の野宿の寂しさと朝晩体を洗う不便さに辞めたいと思ってきたがその都度このような奇跡が起きて励ましてくれる方が現れた。

まだ18日目だが、だから続けてこられた。

旅に出る前はどんな時も誠実に頑張ってきたが上手くいかなかったこの人生と人間関係のストレスと怒りで満たされていた。

年齢的にも一つを踏み外せば今までの努力と苦労が全て無駄に終わる。

魔界は常に私の背後に確実に迫っていた。

そのような精神状態は非常に危険であったからこそ、

37歳、真っ当に積み重ねて生きるラストチャンスとして背水の陣を背負い旅に出たのだが、

まさかこの時期に私をこのように励ましてくれる方々に恵まれるとは本当に有り難く、私の心はもう一度人間を愛そうと嬉し涙を流している。

こういったストーリーを自分が体験出来て本当に幸せ者だ。

そうだ、俺は幸せ者なんだ。

母、祖母はじめ、多くの応援してくれている人がいるのだ。

旅を始めてから、本当に不思議で分かりやすいメッセージを受け取れる体験をわずか18日で何回しているだろうか。

日本一周7日目に、初めて日本一周をして日本地図を作製した伊能忠敬記念館が偶然GoogleMapのルート上に現れてくる奇跡は、私を応援してくれる見えない存在が「日本一周せよ!」とGOサインをくれているとしか思えない。

日本一周4日目には、「全国47都道府県一之宮神社参拝行脚」というテーマを辞めて「(海岸線)日本一周」にテーマを切り替えて千葉県に4つある一之宮神社の玉前神社が目の前にあるのにスルーした1時間後に財布を落とし、2時間半後に10km戻って見つけ出すことに成功した。

私が落としたものは、無くては旅を続けられないもの、「財布」であって、私にとっては「神社」だったことを即座に気づかされた体験だった。

日本一周3日目には、一宮海水浴場で地元サーファーで車で日本各地でアウトドアして遂に日本一周を成し遂げてしまった、わたぼーさんから超上等なウェットスーツを新しいの買ったからと、今朝使用したばかりのものをプレゼントされた。

日本一周14日目には、棚倉城跡にて、地元の肉屋「伊勢喜肉店」のオーナーの鈴木英夫さんから「志のぶ寿司」で宝石箱のような寿司をご馳走して応援してもらった。

一つ一つの体験が奇跡であり、冷たく凍り付いた私の心を暖めてくれた。

旅のキッカケを作ってくれた中学時代からの友人の湘南の好川くんも未だにエールをくれている。

祖母と母はいつも私の味方だ。

お世話になった方たちに恩返し出来るよう、私は是が非でも立ち直らなければならない。

弱くなった心をツギハギの不細工、無様でいいから、この旅で修復し生きていく強さを身につけていこう。

私は旅を続ける。

そして思い切り苦しもう。雨に濡れ、寒さに震え、無人の暗闇の中で、このようにしてまで生きる意味を自らに問いかけよう。

大丈夫。

全ての人が”生きる”ということの方が、

例え日本一周、世界一周よりも、もっともっと大変なことなのだから。

皆それぞれがそれぞれの人生で他人には推し量れない苦悩を抱え生きているものだ。

私はそれをもう一度確かめたい気持ちもある。

19日目は、4日間滞在した福島県白河市から、ブログとYouTubeを更新し終えたのでやっと北進を開始。

夜9時には、宮城県白石市という、山間の田舎地区に遂に現れた本当に素晴らしく美しい城下町「山間のオアシス都市」に到着した。

こんなにもすべてがそろって美しい町なら移住したいくらいだ思ったら翌朝河川敷でテントを回収している時に犬を散歩している方とお話しさせて頂いたら住んでいた場所が私が幼稚園を通った横浜の伊勢佐木町の方で、保険会社の出張でこの町を知り、定年後に移り住んだとおっしゃっていた。やっぱり素晴らしい町だ。

白河市が素晴らしかったので、白石市を目指したのだが、白が付く町は私の見込み通りにどうやら素晴らしい。

日本一周11日目くらいに通りがかった栃木県白沢町も道路上に沢山の水車があって美しかった。

素晴らしい町に出会えて、本当にうれしかった。

夜は河川敷の公園で寝させてもらった。

この公園は全く寂しくなく、河川敷は無人だが、町の暖かい雰囲気で私の心も満たされていた。

(撮った沢山の写真は申し訳ないが、後で追加させていただく。)

▽今日の動画▽

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