自転車日本一周11日目 貫前神社からナイトランで栃木へ

から / 2020年6月19日 / 自転車日本一周
Pocket

昨夜0時頃から急に降り出した雨のせいで公園に偶然あった東屋に自転車とテントを張らせてもらい一夜を明かした。

その雨は土砂降りのまま翌日、つまり今日の午後3時まで降り続けたために、土砂降りの中に田舎の公園に遊び来る人はいないために、東屋のテントで昼の13時過ぎまで実に12時間は熟睡させてもらった。

自身のバイオリズム、何を食べたら、何をしたら、翌日や一週間後の体調と必要睡眠時間などがかなり一か月単位で分かっているために、この長時間の睡眠は旅に出る前の不摂生が祟ったもので、完全に想定内であり、大変に有難い熟睡時間となった。

旅に出てから意外にもテントで熟睡させてもらっている。

しかし明け方4:44に起きてトイレに行くまでは、さすがに真っ暗闇の公園の奥の東屋での睡眠は、土砂降りの中とは言え、招かれざる者、人外の者の訪問がないか、明け方までは、非常に足音が気になって心臓は高鳴ったままであった。

しかし、こういったサバイバルは旅をする以上は当然のことであり避けては通れないだろう。

テントで寝ていると、実際にすぐ目の前であろう周囲で物音や足音が頻繁にするものだ。

大抵は野生のネコであり、風によってグランドシートがめくれる音であるが、稀に海沿いだと本当にそれは人の足音でAM3:00の海に一番乗りする海釣りの釣り人であったりするようだ。

幕を閉じてしまうと外が見えないからこれも後からの状況判断の憶測にすぎない。

しかし、北海道に行けば、熊を警戒しなければならない。

実際に北海道では年間何人か、自転車やバイクの野宿者がテントと荷物を残したまま失踪する事件が当たり前に起きていて報道もされないようだ。地元の人は犯人は熊だと知っているという。

何はともあれこのサバイバルを楽しみたい。

ぐっすり寝た後は東屋で自転車に掛けて干していた生乾きの洗濯ものを再び着用して自転車走行の風で完全に乾かしきりながらのクールな冷感を楽しもうと思い再び着用した。

普段朝食は基本は食べないが、今日は午後13時、私にとっては朝だが、なんかお腹が空いたのでインスタントラーメンを沸かして食べた。汁物は腹に染み入る。

午後3時に雨はやみ、出発の準備も整ったので、午後4時に出発、3km先の群馬の唯一の一之宮神社「貫前神社」へと歩みを進めた。

貫前神社は神社あるあるで小高い丘の上に立っており、かなりの傾斜角度の坂道をぜいぜい言いながら洗礼だと思い登り切った。

午後4時30分の貫前神社は雨上がりの閉門間近だったが、なんとか撮影と参拝を同時に済ませたが、動画撮影に夢中になり写真が少なくなってしまった。

ここは群馬の山間部、山間の秘境らしい独特の趣のある神社だった。

あれだけ急斜面の坂道を登って正門に辿り着いたのに、今度は半端ない急斜面の階段を降り切ったところに社務所と正殿があった。

それもまた良き候。

千年前と同じ濃密な時の流れと空気がこの神社にも息づいていた。

さて、今夜は晴れ、明日は朝から再び雨の予報である。

つまり、今晩中に次の目的地である栃木の宇都宮二荒山神社方面に少しでも進んでいたい。

道のりはGoogleMapによると113km程度。

朝7時に雨が降り出すまでに14時間は走れば休憩時間を含めても到着できるだろう。

そしたら日中雨なので、どこか公園の東屋などで仮眠しながら、時間を過ごそう。

夜通しのナイトランはこの旅では初めてだった。

途中、マクドナルドで雨の為ソーラー発電が出来なかった為にスマホのバッテリー充電と動画編集をした。閉店まで居させてもらった。

栃木県の田んぼから迎えた朝焼けの美しさを見れば、人間がどうやって悪になびいていくのか理解が出来ない清めの光だった。

闇は深く、光はそれを切り裂いて現れた。

▽動画でもどうぞ▽

著者について

EARTHER.TV

コメントを残す

ページトップへ戻る