自転車日本一周10日目 熊谷ー群馬県富岡市へ

から / 2020年6月18日 / 自転車日本一周
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タイムズのカーシェアリングを綺麗に掃除して返却すると、そこは日本で一番気温が高くなる街、日本最高気温40.9度を記録した埼玉県熊谷市だったことを思い知らされる。

まだ6月中旬だというのに真夏の如く照り付ける灼熱の太陽の日差しはとてもじゃないが自転車を漕げる天候ではない。

ブログ記事もYouTube動画も実はこの時点でまだ1つも作っていない。

ただあるのは、ノートパソコンとアクションカメラ、iPhoneに入った大量のデータのみだ。

こんな時は昨日夕食でお世話になったみんなの味方「イオン」で太陽を凌ごうではないか。

朝10時の開店前にイオン熊谷店の駐車場に自転車をつけて今日の予定を考えながら待機した。

目の前にはイオンに必ずあるマックが見えるではないか。

山があれば上る、海があれば泳ぐ、マックがあれば軽食と充電しながらのノートパソコンで作業するに決まっているのが旅のセオリーだ。

貧乏旅人にとってマックはオアシス、世界中の旅人の共通認識だ。

マクドナルドで電源を借りてしばらく暑さを凌がせてもらってからの、お隣でこれまたみんなの味方、格安ファミレスのサイゼリアで500円ランチとドリンクバーでスーパーサイゼリア人となった貧乏旅人あるまじき私は、しばし体を休ませるのも義務であるために、今日はこのまま熊谷にとどまって公園で野宿してもいいと思っていた。

しかし夕方5時にもなると体は完全回復しておりイオンも回り飽きており何といってもマックとサイゼリアで完全なるスーパーサイゼリア人となった私はエネルギーが漲っていた。

旅のスケジュールからしても少しでも先へ進まないと11月になってしまっては寒くて野宿は不可能になってくる。

防寒装備があれば寝ることは可能だが、テントを張るまでに食事したり洗濯したり乾燥したりが寒すぎて自転車旅には不可能になるし、寒ければ銭湯に必ず入らなければならない、予算的に不可能になってしまう。

私は群馬県の一之宮神社である貫前神社のある富岡市に向けて60kmナイトランすることにした。

40kg以上の装備の私のマウンテンバイクでは、どんなに全力で漕いでも一時間に進める距離は調子が良くて15km、最速でも20kmだ。

全力で休憩なしで漕いでも4時間は掛かる計算だ。

貫前神社手前3kmのドラッグストアで10円のモヤシを2つ買って、最初に近くの河原公園に向かったが街頭なしのただの真っ暗闇の蚊の多い河原でしかなかったためにもう一つの公園をGoogleMapで調べて向かった。

結局、貫前神社近くの公園に到着したのは夜の10時を過ぎていた。

ここはド田舎だが近隣に住宅があって夜の寂しさを紛らわすことが出来る雰囲気の良い公園だった。

ド田舎の公園で体を洗い、ベンチでモヤシラーメンを食っていると夜の10時45分あたりだったろうか、中途半端な時間に公園の街頭のほとんどが消えた。田舎の公園あるあるで慣れている。

しかしこの日の夜は、突然の雨予報だ。

そして食い終わると雨がポツポツ降ってきた。

私は公園の奥にある、なんとも有難すぎる想定外の東屋に自転車ごと非難した。

WeatherNewsの天気予報アプリは一日に何回も確認するが現在地が変われば予報も変わる。

予期せぬ雨に東屋がなければ、どうなっていただろう。

ここは群馬の山間の町、とはいえ一之宮神社を中心に栄えてきた町であるために、実は数キロ以内に100円ショップSeriaもマックもセブンもドラッグストアもある。

しかし深夜にやっている店はセブンくらいでコンビニだから長居はできない。

そうなればどっかの商業施設の軒下で夜を明かすしかないのだ。

東屋があって本当に良かったが中央に机と椅子が配置してあってそれを避けながらテントを張ると雨に当たらないギリギリだ。

贅沢を言っていられない、とにかく良かった。

東屋にキツキツでテントを多少変形させて配置して寝場所を作った。

目の前の池からは何の生物かは知らないが、「ブーブーブー」とひっきりなしに聞こえてくるが、この真っ暗闇ではお友達でしかない。

AM1時くらいまで東屋でスマホを眺めて、それから深い眠りについた。

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