日本一周41日目 苫小牧でキツネと深夜の鬼ごっこの意外な結末

から / 2020年7月16日 / 自転車日本一周
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今日は室蘭市から苫小牧までの65kmの控えめランだ。午前9時に出発して午後1時過ぎには苫小牧で海水浴して汗を流していた。理想的だ。

人生初の馬との触れ合いは最高のひと時だった。本当に優しい馬だった。

苫小牧は美しい何でもある都市だった。

イオンモールもある。

千歳国際空港の最寄り都市、茨城県大洗からのフェリーの発着地で、札幌にも近い重要都市だ。

苫小牧の家は小綺麗な新築が非常に多く、公園も美しい、人も平和で友好的だ。

それが苫小牧である。

素晴らしいので3日間滞在させて頂いた。

これより東は、釧路以外に有名都市は無く、ヒグマや野犬の出没率がどんどん上がる。

最後の骨休めのつもりだったが、釧路という有名都市もまだ東にはあった。

この旅はこれの連続だ。

盛岡でも、これより北、辺境につき、北海道での準備、都市で出来ることは全て済まさなければと思っていたが、

以外にもイオン、イオンモールはしぶとく無名町にもちゃっかりあってくれたりする。

イオンのある町はある程度大きく一応なんでもある。

マクドナルドも同じようなバロメーターとして使える。

いつの間にかこの20年でイオンが日本の町に幸せをもたらす存在となっていたのだ。

イオン、有難う、とっとも便利だ。

ちなみに2日間、キツネに寝込みにテントを齧られたりスニーカーを持ってかれそうになったり干しているTシャツを持ってかれそうになる襲撃を受け、初日はテントからドスの効いた声だけで逃げていったキツネだが、2日目にはそれが効かず、深夜0時から1時までキツネと鬼ごっこしてた。

犬サイズでシュッとした非常に可愛いいい子なのだが、食べ物の一切ない私の荷物に、テントに、寝込みを襲われた私にブチ切れられて散々と追われながらも、小一時間テント目掛けて執着し続けたその執念には、野生動物の不気味さと底知れぬ体力と身体能力を感じざるを得なかった。

食料がないのに私の持ち物を持って行こうとする様は意味不明だからだ。

最後、私はバッグから銃を取り出しキツネに向けた。

すると呆気なくキツネは広い公園の外に退散し私は人間代表として、しばらく路地を歩いてキツネに追い討ちをかけといた。

勿論、深夜なので銃を撃っていないが、銃口を向けるだけで、今までが嘘のようにシッポを巻いて逃げていった。

その夜、二度とキツネは戻って来なかった。

勿論、銃はダイソーの子供用の100円の火薬銃だが、熊経験豊富な方がブログで「火薬が一番有効」と書いてあったので、野生動物用に買っておいて軽くて小さく正解だったと思う。

運動会のスターター同様の物凄い音が出るのは函館で確認済だが、キツネは銃をカチャカチャっと取り出した瞬間からヤバいの出してきやがったと思ったみたいだ。

動物は銃に本能的な恐怖があるのか。火薬の匂いを嫌うらしい。

しかし、執着心が異常で知られる熊ならば、銃で逆に逆上してキレる、銃の恨みをそれを持つ者に晴らしに来る可能性も否めない。

実際に狩人で熊に襲われた人は多い。

野生動物の意味不明な不気味さとタフさを考えさせられ、私はついに考えを改めて、苫小牧のモンベルで熊撃退スプレーを買った。

キツネの様を見て、やはり熊では、ハンマーとサバイバルナイフだけでは、足りないし、私自身も危険が迫ろうと彼らを鋭利な鈍器で本気で打ち抜くほどのサイコパスを持ち合わせていないからだ。

そもそも大抵の動物とは友達になってしまうのが私なのだ、昨年相模湾の絶海で1人沖合で潜っている時に相模湾に生息する人喰いイタチザメと50mで一対一で遭遇して撮影するも襲われなかった不思議な経験を持っている。

いづれにせよ、野生動物を舐めてはダメだと言い聞かせた。

追記:翌々日、苫小牧を発つ際から激しい後悔に襲われた。北国で冬を超え野生でただ一人生きるキツネは寂しかったのだ。かまって欲しかったのだ。私はキツネの安寧を今も祈り続けている。皆さんもどうか孤高に生きるキツネを悪く扱わないで下さい。結局テントも無傷だった。彼らは確実に甘噛みをしている。なぜ寂しくて仲間と思い近寄ってきたキツネを本気で怖がらせて憎しみを持って追い払ってしまったのか。私自身の弱さが浮き彫りとなった。皆様、どうか彼らに優しさを与えて下さい。私からの切なるお願いです。

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